1年生のMちゃん:「学校ってつかれるところやなあ」
隣の部屋で聞きつけた小4男子Hくん:「そうなんよ! 学校って疲れるところなんよ!」。
スタッフ:何につかれるの?
M:5分やすみ。机の上をかたずけて、トイレに行って、お茶飲んで、また次の準備して、っていうまにキンコンカンコンってなる。めっちゃ忙しいんよ。全然、やすみじゃない。
急がなあかんから、もう廊下走ってトイレに行ってる。ホントは走るのはアカンって言われるけど。
M:朝から忙しいんやで。学校ついたら、ランドセルとお茶片づけて、体育の時はここですぐに着替えて、そしたら、水やりに行かなあかん。
スタッフ:そういうとき、外に行くからちょっと遊べるやろ?
M:そんなことしてたら、「お話」が始まるから間に合わへん。なんでも、急がなあかんねん。お兄ちゃんも水やりしてるから、何育ててるんかなって見てみたいけど、間に合わなくなるんよ。
スタッフ:「お話」って何?
M:先生がテレビつけてくれる。今日は、おじいさんがお花咲かせるお話やった。
H:それって、見せさせられてるっていうことやな。まあ、1年やから喜んでるかもしれんけど。
Mちゃん:朝登校して一番に考えるのは「早く帰りたいな」
H君:「ボクも、そう。」
子どもは学校でなんと疲れていることか??